「古典なんて難しすぎて無理!」って思ってるあなたへ。
大丈夫、本を読む暇がなくても、ネットに落ちてる『徒然草』を一段ずつ、エモいギャル語でサクッと翻訳しちゃいます!
今回は徒然草序文を訳していきます。
最後にその段で兼好法師が「結局これが言いたかったんだよ!」ってことを分かりやすくまとめてるから、昔の偉大なブロガー、吉田兼好さんがどんな感情で生きていたのか、一緒にエモく感じてみてください。
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徒然草序文の原文

つれづれなるままに、日暮らし、硯(すずり)に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
徒然草序文のポイント解説
この文章は、『徒然草』全体の「なぜこの本を書いたのか」を示す、非常に重要な序文です。
📘 キーワード解説
- つれづれなるままに: 「暇で暇で、やることがない状態そのままに」という意味。作者である兼好法師が、心から退屈していた状況を表しています。
- 日暮らし、硯に向かひて: 「一日中、硯に向かって」という意味。毎日、書くことしかやることがない、という隠れた生活状況を示しています。
- 心にうつりゆくよしなしごと: 「心に次々と浮かんでは消える、取るに足らない雑多なこと」という意味。ここでの「よしなしごと」は、後の本文で語られる人生論、自然、風俗、批評など、あらゆるテーマを指す前振りとなっています。
- あやしうこそものぐるほしけれ: 「不思議なことに、まるで何かに熱中して夢中になるような気持ちになる」という意味。「ものぐるほし(物狂おしい)」はポジティブな意味合いで使われており、「書くことに夢中になってしまった」という、予想外の楽しさに気づいた心情を吐露しています。
徒然草序文のエモ語訳
「暇すぎてヒマ」ってノリでさ、一日中ずっと机に向かってんの。
なんか頭の中にパッと浮かんで、またすぐ消えてくみたいな、どうでもいい「よしなしごと」をさ、テキトーに書きまくってみたわけ。
そしたらマジヤバい。
不思議なんだけど、気づいたら無心で夢中になってるっていうか。
自分が書いたメモに、自分でドハマりして、なんかもう超ノリノリゾーンって感じ。
徒然草序文で言いたかったこと
兼好法師がこの徒然草序文で言いたかった結論は、
「暇つぶしのつもりで書き始めたら、予想外に超エモい沼(ぬま)にハマっちゃった」
ということです。
この序文は、後の『徒然草』が、「テーマや構成を気にせず、兼好法師の頭に浮かんだことを全部ぶち込んだ自由なメモ帳」だよ、ということを読者に最初に宣言しているの。だから、この本はどこから読んでもOKなスタイルなんだよね!
次回は、この「よしなしごと」から生まれる、兼好法師のヤバすぎる人間観察を深掘りしていくよ!
読んだ本の感想はこちらで投稿するとお小遣い稼ぎになるよ。



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