【徒然草エモ訳】第四段「後の世の事、心にわすれず」って、結局何が言いたいの?

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今回の徒然草第四段は、たった一文!超短いけど、前段までの「イケてる男の条件」をすべてひっくり返すような、兼好法師のガチの人生観が凝縮された回だよ。

「後の世の事」って何?って感じだけど、昔の人がマジで大事にしてた「真のカッコよさ」をエモ語でサクッと解説します。これを知れば、兼好法師のブログ全体のテーマがバッチリ理解できちゃうよ!

徒然草第四段の原文

徒然草第四段をイメージして書きました

徒然草第四段の原文を読んでみましょう。

後の世の事、心にわすれず、仏の道うとからぬ、こころにくし。

徒然草第四段のポイント解説

この段は、わずか一文ですが、前段までで語られた「家柄」や「恋愛」といった俗世的な価値観を全て含めた上で、最終的に兼好法師が「真に尊敬できる人物」と見なす条件を示しています。

📘 キーワード解説&テーマ

  1. 後の世の事
    • 「来世(死後の世界)のこと」。この世でどれだけ成功しても、死後どうなるかを心配し、備えること。
    • 当時の仏教的な世界観においては、「現世の成功」よりも「来世での極楽浄土」の方が遥かに重要視されていました。
  2. 仏の道うとからぬ
    • 仏道に「無関心ではない」こと。つまり、仏教の教えや修行に対して、日頃から関心を払い、実践していること。
  3. こころにくし
    • 「奥ゆかしい」「控えめな魅力がある」「惹かれる」という意味の最高の褒め言葉。
    • 派手な地位や富ではなく、内面的な信仰心真面目な生き方こそが、究極の「こころにくし」だと結論づけています。

この段は、兼好法師が第1段で批判した「名声ばかり追いかけるエセ僧侶」とは真逆の、静かに信仰を深める人物を理想としていることを示しています。

徒然草第四段のエモ語訳

ぶっちゃけ、一番マジでカッコいいって思うのは、

この世が終わった後の来世のことを、ちゃんと心に留めていて、

仏教の教えとかにも真面目に向き合っている人だよね。

そういう人って、なんか控えめなのに超魅力的で、大人っぽくて品があるから、マジでエモいんだわ。

徒然草第四段の言いたかったこと

兼好法師がこの段で言いたかった結論は、

「真の『こころにくし』(奥ゆかしい魅力)とは、現世の成功や派手さではなく、『死後の世界(来世)への準備』を忘れず、静かに信仰を続ける生き方にこそ宿る」

ということです。

第1段〜第3段で語られた「イケてる男の条件」は、あくまでこの世での話。兼好法師は、本当の人生のゴールは「来世」だと考えていて、そこにしっかり備える内面の真面目さこそが、最高のステータスだと主張しているよ!

仏教の教えなどの本を読んだ後は「ブクスタ」で感想を書きためてみてはいかがですか?

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