【徒然草エモ訳】第二十三段「結局、本物の『品』には勝てない説」って結局何が言いたいの?

40代毎日使える美しい日本語

今回は兼好法師が宮中のオーラを語る第二十三段を紹介するね。

今は令和だけど、伝統ある場所は独特の魅力があるよね。

兼好さんが感動したプロの美学をギャル語で深掘りしよう!

徒然草第二十三段の原文

徒然草第二十三段のイメージ図

この段の原文は以下の通りです。 一緒に読んでみましょう。

衰へたる末の世とはいへど、なほ九重の神さびたる有様こそ、世づかずめでたきものなれ。

露臺、朝餉、何殿、何門などは、いみじとも聞ゆべし。あやしの所にもありぬべき小蔀、小板敷、高遣戸なども、めでたくこそ聞ゆれ。陳に夜の設せよといふこそいみじけれ。夜御殿をば、かいともしとうよなどいふ、又めでたし。上卿の、陳にて事行へるさまは更なり、諸司の下人どもの、したりがほになれたるもをかし。さばかり寒き夜もすがら、ここかしこに眠り居たるこそをかしけれ。内侍所の御鈴のおとは、めでたく優なるものなりとぞ、徳大寺太政大臣は仰せられける。

徒然草第二十三段のポイント解説

徒然草第二十三段のイメージ図②

この段では廃れてきた時代であっても、宮廷の建物や言葉遣いがいかに特別で素晴らしいかを語っています。

あわせて、そこで働く人々の様子についても、その格の高さを称えています。

📘キーワード解説

九重(ここのえ):宮中のこと。「雲の上」の世界

神さびたる:古びているけれど、神々しくて威厳がある様子。

したりがほになれたる:仕事に慣れきって、「プロですから」という顔をしていること。

徒然草第二十三段のエモ語訳

この段をエモ訳してみました。 一緒に読んでみましょう。

そもそも、宮中のオーラってレベチじゃない?

結局のところ、今は「末世」なんて言われて文化が衰退してる時期だけど。

それでもやっぱり、宮中のあの神々しくてピリッとした雰囲気は、世間一般とは格が違いすぎて最高だと思うんだ。

建物の名前、たとえば「露台(ろだい)」とか「朝餉(あさげ)」とか、何気ない名前を聞くだけでも「うわ、高貴だな…」ってアガっちゃう。

だけど、細かいディテールにこそ神が宿る説

というか、普通の家にもありそうな小さな窓や板敷きでさえ、宮中にあるとめちゃくちゃオシャレで気高く見えるんだよね。

指示の出し方も「夜の準備して」と言うだけで、ドラマチックでかっこいい。

天皇の寝室の火を灯すときに「明かりをつけなさいな」なんて言う独特のフレーズも、マジで伝統の重みを感じて尊いんだ。

結局のところ、裏方のプロ意識がエモい

エリートな貴族たちがテキパキ仕事してるのは当然として。

そこで働くスタッフたちが、「これ、いつものことですから」みたいなドヤ顔で仕事に慣れてる感じが、また味があっていいんだよね。

寒い夜にスタッフがあちこちで居眠りしてる風景さえ、なんだか愛おしく感じちゃう。

「伝統の鈴の音は、最高に上品で美しい」って有名な大臣も言ってたけど、そういう細かい音や空気に宿る品格こそ、守っていきたいよね。

徒然草第二十三段の言いたかったこと

兼好法師がこの段で言いたかった結論は、

徒然草第二十三段ポイント

どんなに時代が変わっても、長い時間をかけて磨かれた「伝統」や「形式」には、他では真似できない圧倒的な美しさが宿っている。特別な場所で働く人々の「慣れた仕草」や「独特な言葉」こそが、その場所の文化を守るスパイスになっている。表面的な新しさよりも、歴史が積み重なって生まれた「品格」を感じ取れる感性を大切にすべきである。

ということです。

徒然草第二十三段のキーワードは、「九重の神さびたる有様こそ、世づかずめでたきものなれ」

たまには「本物の伝統」に触れて、背筋を伸ばしてみるのもいいかもしれませんね。

美術館や博物館の本を読んだ後の感想を「ブクスタ」で書くと、誰かのためになるかも。

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