今回は40代の私が選ぶ終活おすすめ本を紹介します。
平和世さん著『終活30年計画』は、50代だった著者だからこそ書けた等身大の終活を描いた本です。
私自身、45歳のアラフィフ世代。
すぐに終活を始める必要はないけれど、どんな準備をしておけばいいのかを知るために、この本を読んでみました。
本書を読んで、特に心に響いた部分や、読み終えた今の率直な感想を皆さんと共有したいと思います。
終活30年計画のかんたんな紹介

60代、70代になってからの終活は気力も体力もついていけなくなるため、30年も猶予がある終活ならできそう、と著者は考えます。
本書は簡単にできる終活から、最期を迎えるための準備まで、5つの章に分けて構成されています。
- 作品情報
- 書名:終活30年計画
- 著者:平 和世
- 出版:文芸社(2018/2/15)
- 頁数:179ページ
なぜ終活30年計画を読んだのか

なぜ終活30年計画をおすすめしようと思ったのか、5つの構成がよかったからです。
第一章 モノとお別れする
第二章 心身をそぎ落とす
第三章 生活習慣を整える
第四章 利己心から解放される
第五章 遺していく愛する人たちのために
引用元:終活30年計画
第一章の断捨離は終活の定番テーマですが、第五章では遺産や相続といった具体的な手続きについて丁寧に解説されています。
インターネットで簡単に調べられる情報もたくさんありますが、この本は終活に対する気持ちの持ち方について、著者ならではの温かい視点で綴られている点が魅力です。
私がこの本を書評しようと思ったのは、まさにその人間味あふれる表現に惹かれたからです。
終活30年計画のユニークな一節

「諸行無常」
「人間万事塞翁が馬」
この二つを心に留め置くことは、環境の変化に対応するために大変有効です。
現実を直視せず、どうにもならないことを悩み続ける時間は、精神的にも身体的にも良い結果をもたらしません。引用元:終活30年計画 P147
終活を30年もしていく上での大事な言葉として、以下の引用文を自分自身に捧げたいと思います。
日々変化する体力や体型、そして考え方の中で、何が本当に大切なのか。
この言葉に深く共感し、終活を続ける上での指針としたいと感じました。
自分の考えや終活30年計画への想い

終活は、親の死やパートナーの死といった大きな出来事をきっかけに考え始めるものだと考えていました。
しかし、この本を読むことで、今すぐから始められる、より身近な終活があることを知りました。
例えば、心身をそぎ落とすというテーマでは、ダイエットの話が具体的に取り上げられています。
終活のためにダイエットをする、という発想は、最初は少し意外に感じました。
まさか、終活おすすめの本を探していて、ダイエットの話が出てくるとは思もよらなかった方も多いはず。
しかし、この本は読者を飽きさせずに、最後まで読み進めることができる構成になっています。
著者の温かい人間味と、誰もがいつか迎える最期をどのように過ごしたいのかという読者の普遍的な願いが、この本の魅力です。
著者と読者が共に歩んでいるような、そんな感覚を味わえます。
まとめ
今回は終活おすすめの本の「終活30年計画」を紹介しました。
- この本を読むことで、断捨離をすることのメリットやダイエットをしないことのデメリットなどが知れます。
- いますぐどんな終活をしたら良いかわからない方におすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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