あなたはご両親が亡くなる時のことを想像してことはありますか?
私の両親は70歳を過ぎ、母は元気に現役で働き、父は引退して家でのんびりしています。
私も40歳で両親の近所に住んでいるものの、二人が毎日どんな生活をしているのかはっきりはわかっていません。
両親が元気なうちは気が付かないものですが、これから家族として何をしていけばいいのか「親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと」を読んだ感想を書きたいと思います。
「親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと」のかんたんな紹介
親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと | |
著者 | 吉野匠・曽根恵子 |
発行 | 2022年7月11日 |
発行所 | 株式会社 クロスメディア・パブリッシング |
ページ数 | 175ページ |
家族との大切な時間を過ごすためのヒントが詰まった一冊。
表紙の家族写真からはやや硬い印象を受けますが、ページをめくると、どこかドラえもんを思わせる温かいイラストが目に飛び込んできます。
そのギャップに惹き込まれ、つい読み進めてしまいました。
「親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと」を読んだ感想は人それぞれですが、それが正解の本となっています。
なぜ「親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと」を読んだのか

親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと」を読もうと思ったきっかけは、年末に父と会った際に、以前よりずいぶんと小さくなったように感じたことでした。
子どもの頃は、背筋が伸びて元気だった父が、足腰が曲がり、歩くのも辛そうにしていました。
「子どもとして、何かできることはないだろうか」と思ったのがきっかけです。
親の終活に関する本は以前にも読んだことがあります。
今回の「親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと」も似たような内容かと思っていましたが、読み進めていくうちに、親子の思い出を大切にしている点に惹かれました。
「親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと」のユニークな一節

あなたは、いま、親、または子どもやお孫さんたちに年に何回会っていますか?
引用元:「親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと」P56
この一文を読んで、私はっとしました。
実は、私の娘は義父とほとんど会うことなく死別しました。
そして、娘は成長し、私の両親とも正月やゴールデンウィーク・お盆などに限って長い時間を過ごすのみです(年に数回、顔を合わせる程度はありますが)。
この気づきは、日頃感じながらも、見て見ぬふりをしていることの一つではないでしょうか。
「親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと」を読み、もっと両親と会い、家族で始める終活を始めなければならないという思いを抱きました。
「親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと」への感想

「親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと」を読んだ感想は、親が亡くなる前にすべきことがよく分かった。
私の場合、具体的には、
- 何か隠し事があったら、話してもらうこと
- もし介護が必要になった時、どうしたいのか聞いておくこと
- 樹木葬がいいって言ってるけど、どんな感じがいいのかざっくりとでも聞いておくこと
を考えています。
私の両親は優しい嘘が多いので、なるべく気を悪くさせないように、うまく聞き出せたらいいなと思ってます。
何をすればいいか分かったから、漠然とした不安がちょっと軽くなった気がします。
まとめ
限りある時間の中で、親の希望や状況を聞き出すためのポイントがまとめられており、大変参考になりました。
本書は帰省する前に読んでおき、夜にゆっくりと家族で話し合う際の題材として最適です。
朝から慌ただしく話し合うには、やや重いテーマかもしれません。
しかし、親が若い頃の話や当時の自身の状況を回想したり、インタビューしたりすることは、楽しいひとときとなるでしょう。
私の『親が死ぬ前に、家族とやりたい10のこと』の感想が、皆様が本書を手に取るきっかけとなれば幸いです。
本を読んだ感想を、誰かに話したり、私のように感想を書くと記憶の定着につながるそうです。
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